2016年5月19日木曜日

劇団四季 美女と野獣 感想

人生初の劇団四季の美女と野獣!
ステージの丁度端くらいだけど、7列目で見てきました。
思ったより近い…!
役者さんの声が直接聞こえる!



思い出に感想書きます。

・衣装がとても綺麗で近くでじっくり見たかった…!
・ゴージャス!
・ベル美人!顔ちっさ!
・お父さんかわいいよう
・ガストンは相変わらず最低だけど、ベルとのやりとりは好き。
・ビースト役の人が意外に年取っててびっくりした。
・しかもネタキャラ?笑
・声とか体格とかなんか違う気がする…。
・ルミエール最高。
・はたきの彼女の毛をぺってするとこ好き。
・Be our guestのとこ指が…。
・ポット夫人の役者さんの声がすごく良くて感動した。
・ポット夫人かわいい。
・マダムタンスの機能性。
・ベルと食器たちの食事シーンが迫力あるし綺麗だし楽しいしで感動した。
・ここだけちょっと宝塚っぽい。
・マットの存在感やべえ。
・ビースト→王子はすごかった。

やっぱり長く愛されてる演目なだけあって、洗礼されてるなあと感じました。
簡単に言えば笑いあり涙あり。
音楽も名曲ばっかりだしそれだけでも満足。
ディズニーの世界観がイメージできて楽しかったです。


私はこの話を見るたびにベルの強さに憧れます。

ベルは街で本ばかり読んでいる変わり者と言われても気にしていません。
好きなことして何がいけないの?って。
むしろこんな素敵なこと知らないなんてかわいそう!と思ってそう。
ベルの読書の対象が専門書等ではなくフィクションなのは、
新しい世界を見たい!とかワクワクしたい!ということだと思うのですが、
私もそういう考えを持ってるので共感します。

ベルは全身全霊でガストンを拒否しますが、あれってすごいですよね。
顔がタイプじゃない!きもい!とかじゃなく(それもあるかもだけど)、
あんな思考、素行の人と私が釣り合うと思ってるの!?
的な拒否ですもんね。
ガストンは私が好きなのではなく私が「村一番の美人」だから好き。
自分に誇りを持ってるということなんでしょう。

ビーストに対しても超強気(笑)
ビーストが頑張って下手に出ても「いや」とはっきり言います。
「お腹空いてないの」
「どうしてあなたはそんなに偉そうなの?」
正直かっこいい。
理不尽に対して理不尽と声をあげることができる、権力や恐怖に負けずに。

でも思いやりやフォローも忘れません。
ガストンに対して「プロポーズありがとう」
ビーストに対して「怪我の手当てをするわ」
女性らしさも兼ね備えてて素敵です。


「人と違うことは特別だ」
美女と野獣はそんなメッセージが込められた話だと思っています。
あなたらしさを大切にね、って。



名探偵コナン 漆黒の悪夢 感想

念願のコナンの劇場版見てきました。
漆黒の悪夢



今回の映画は2年ぶりの黒の組織との対決でしたね。
始まってすぐのタイトルで「おおー気合い入ってるねー」て感じでした。
だって20周年記念だもんね!
それにしても去年の劇場版の最後の告知から1年長かった…。
あの告知の衝撃といったら、ねえ!

確かジンがグラスを傾けながら
「バーボン、キール…まさかな…」

一昨年の劇場版で赤井秀一の正体がーとかやってて、え、次はバーボンとキールバレちゃうの!?とかヒヤヒヤしたものです。



私的あらすじ

ある晩、日本警察からスパイのリスト、通称「ノックリスト」が盗まれる。犯人を追う安室と赤井だが、大爆発を起こした犯人に逃げられてしまう。
一方、リニューアルした東都水族館に遊びに来ていたコナンたち少年探偵団は全身に怪我をした女性を保護する。記憶喪失の彼女の記憶を取り戻すため少年探偵団は行動を共にし、次第に打ち解けていく。しかし彼女は黒の組織No.2と言われるラムと同じオッドアイだった。水族館の目玉、大観覧車の中で発作を起こした彼女は苦しみながら「キール、バーボン…」と呟く。
その頃、世界各地で黒の組織による暗殺が実行され、安室と水無もジンに囚われる。
「ダブルフェイスはここまでだー」



いつものごとく、感想並べます。多分、ネタバレなし。

・初っぱなから気合い入ってた。
・安室さんの少年漫画感
・身体能力やべえ
・おなじみの冒頭カーレース
・新しいテーマパーク(察し)
・鈴(察し)
・抹茶
・今作の少年探偵団は子供らしくていい感じ。
・光彦の強力な助っ人2名
・キュラソー良かった。
・透明に近いってどういうことだろ
・赤井さんと安室さんはライバルなん?
・バランス感覚やべえ
・松田さん…!!
・謎=ラムかどうかってこと?
・名探偵vs組織vsFBIvs公安は間違ってない
・メインはコナン、赤井、バーボン、ジン、ベルモット、キュラソー
・サッカーボールの可能性について議論したい


ネタバレなしだととりあえずこんな感じ。
作者の「見終わった後何色の気持ちになるかはあなた次第」についていえば、
私は”灰色”ですかね。
悲しさとかやるせなさが大きかったかなと思います。
コナンの映画で(ストーリー的に)スッキリしないのは初めてかも。
謎解きも特になかったんで、ストーリーしか見るとこないのに…アクションは頑張ってたけどね。
昨年もそうだったけど、コナンの劇場版は推理ものからアクションものにシフトしたみたいですね。
まあ、映画館で見るなら演出が派手な方がいいのは間違いない。
黒の組織が出てきた一昨年の方が面白いと感じるのは、謎解きがあるかないかだと思います。


そういえばエンドロールを見るとモチーフはシンガポールみたいですね。
ついこないだ行ったばっかりだったので、個人的にタイムリーな感じで楽しめました。




2016年5月8日日曜日

彼と彼女の魔法契約 予想

や、もう本当にハマってるんですみません。
考えたこと吐き出さないと他のことできないんです。
彼と彼女の魔法契約」「彼と彼女の魔法戦争」の考察書きます。

以下ネタバレしかありません。
「彼と彼女の魔法契約」の画像検索結果



昔ターフェアイトとフォリアの間に何があったのか?
Part2-1フォリアがうまーいこと油断させてターフェアイトの力を根こそぎ奪い、自らに封じ込め命を絶った。
Part2-4ターフェアイトがフォリアに執着しているのは目の前で投身自殺したせい。
「貴方、後悔してるんでしょ。貴方には彼女だけでしたから」
→ターフェアイトの理解者はフォリアだけ?
Part7-3ターフェアイトはフォリアから嫌われていた。
→でもフォリアに懐柔魔法を使っていない。アン「貴方の性格上かけない」
Part11-2エア「最後の方の一言はきつかったなぁ。笑顔でさ「ざまぁみろ」って」「本当にそうだったらいいんだが」
→「ざまぁみろ」の意味を確信している。ショックを受けている。
魔法戦争Part4「私に勝ったと思った時にでも使ってみるといいさ」
part11-3「フィオがフォリアの記憶を引き継いでいたら興味が尽きていた」発言。
→記憶があったら覗けた→覗いてでも知りたい「何か」があった
part11-3フォリアが死んだことで泣いていることから、ターフェアイトがフォリアを好きなのは間違いない。(帽子かぶってるのに雨で頬が濡れるはずがない。)
「The story develops here(物語はここから始まった)」の文字。
「勝ち逃げ」「卑怯」というセリフ→何か勝負をしていた?
「私はお前を追うだけ」→フォリアが転生すると知っていた

以上より
前世でもフォリアはターフェアイトを善き魔導師にすると宣言していた→勝負
フォリアの強さにターフェアイトが惚れる。
黙示録もあるし仲間に引き入れようとする。
観念したと見せかけてフォリアがターフェアイトの力を奪う。
悪いことができなくなったターフェアイトを見て笑顔で「ざまぁみろ」
その後「何百年後また会いましょうね」なんて言い残し投身自殺。
想い人であり己の理解者でもあるフォリアが目の前で死んだことで自分のやったことを後悔。
また、なぜフォリアが転生しようとしたのか意図を掴みかねている。
そこで今度はフォリア意思を確かめた上で、彼女が死なない方法で目的を遂げようと記憶を持ったまま転生。
と予想。


ターフェアイトの魂分離説を支持
ターフェとエア、どちらもターフェアイトの生まれ変わりだと思う。
ただ、転生する際に失敗したか何者かに介入されたかで、意図せず分離してしまった。
それでお互いの存在を知らない。
アンがターフェにエアのことを教えようとしないのは、ターフェが自分の分身で何も企んでいない確証がない、ターフェに教えることで企みを思い出す、もしくは考えが変わるなどの影響が出ないとも言えないから。
もし何者かによって分離させられた場合、それは白髪赤フードだと思う。


白髪赤フードがターフェアイトの元仲間である可能性。
ターフェアイトにも右腕と呼べるような仲間はいたと思う。
まあ、仲間とは思ってなくても自分のために働いてくれるような僕が。
(Part7-3懐柔魔法を使わなくても皆さん虜になっていた)
その僕がターフェアイトのカリスマ性に惚れ込んでて自分もああなりたい!と思ってたら容姿とか真似してもおかしくない。
で、ターフェアイトの残虐非道なところが好きだったのに、フォリアの後を追って死んだことで幻滅する。
自分がターフェアイトの代わりに世界を支配しようと考えを改める。
でも自分には十分な魔力がない。
フォリアの魂を手に入れて、ターフェアイトの魔力を自分のものにしよう!
期待はずれの元主人の生まれ変わりなんて糞食らえだ!
なんてことも考えられますよね?(笑)


レムリアが皇帝の血縁者である可能性。
髪と瞳の色が一緒。
仲良さげ。
従者なのにレムリア様と呼ばれている。
マリンが皇帝を討つと言った時のレムリアの不敵な笑い。






2016年5月4日水曜日

彼と彼女の魔法契約 第1章伏線まとめ

マンガアプリcomicoで連載中の
彼と彼女の魔法契約
ストーリーが面白くオススメのマンガです。→感想
この話はたくさんの伏線、謎があるので、第1章で出てきてかつ未回収のものをまとめてみます。
尻切れとんぼな私的考察付き。

ネタバレを多分に含みます。めっちゃ長いです。

以下出てきた順番で。
5/14 加筆修正

「彼と彼女の魔法契約」の画像検索結果








フィオの正体がバレた「その時の事」とは?
フィオは「Part.1-1」にて
「正体をバラさないことですよ」
「わかっています。…絶対にバレません。バレたその時の事もわかっています。」
と言っています。早速ターフェに正体をバラしてしまいますが…。

その後「Part.2-4」にて
「フィオも早速バレましたがまあ今回はOKにしましょう」
「ありがとうございますおじい様!」

この2つの会話から、フィオとアンブリゴの間でフィオの正体がバレた時の取り決めがあることが分かります。
フィオの反応からして何かペナルティが課せられるのでしょう。
魔術学校に通えなくなるとか、もしくはバレた相手の記憶操作とか?
どちらにせよ、アンブリゴが手を下すようなことなんでしょう。


何故黒の民は希少なのか?
まず黒の民の特徴から。
「Part.2-2」より
黒の髪に赤紫の瞳
強大な魔力と膨大な知識を有する種族
希少価値が高く滅多に見かけないために伝説の民とも呼ばれている
闇市で高い値段で取引される
「Part.6-1」よりすべてに優れる白の民よりも優れていると伝説の種族
「Part.7-3」より黒の民の比率は1%以下
「Part.8-3」より黒にハーフは存在しない

さらに反則かもですが「彼と彼女の魔法戦争」より
スラムでターフェに絡んでいた奴らが黒髪に反応していない。
→反応していたら金ではなく捕らえて売っていたはず。
両親の会話より、両親は黒髪でない?

以上より、黒の民は突然変異のようなもので生まれるのではないでしょうか。
そしてターフェアイトの時代には黒の民は世間に全く認識されていなかった。
両親が「珍しい」というだけで、スラムでも城でも黒髪のことを特に気にしていないようです。
そしてもし黒の民を知っているなら、城の人たちはターフェアイトに期待したはずですよね。
ターフェアイトが悪の魔導師として名を馳せると「黒の民」が世間に認知されるようになり、希少性から闇市で高い値段で取引されるようになった…という感じかなと思います。


フォリアはどうやってターフェアイトを油断させ力を奪ったのか?
これはヒントも少なく考察するのが難しいです。
優れた知恵と判断力を持ったターフェアイトを油断させるためには、思考ではなく感情で油断させたと予想します。
マスグラ曰く「うまーいこと」なのが気になりますよね。


アンブリゴはなぜターフェをフィオのボディーガードにしたのか?
「Part.2-4」にてアンブリゴはターフェをフィオのボディーガードにするためバディとなることを許可します。
ターフェの解釈は「契約もあるしそもそもあいつが死ねば杖が手に入らない。」ということで、自分の目的のために守らざるえないだろうということでした。
しかしアンブリゴは「それだけじゃありませんよ」と言います。
その後のアンとモンテの会話。
「え?何?…え、あ〜!やっぱり〜?成程だからうまく利用しようって考えたわけか。悪いやつだね〜さすがアタシの旦那様」

ちなみにモンテの言ってる「やっぱり〜?」ですが、フィオが人生をかけた魔法契約を宣言したときのターフェの反応を見たときも「ー…やっぱりあいつ」と言っています。
何かずっと引っかかっていたことについてアンとモンテの意見が一致したんですね。

この会話から考えられることは、
アンブリゴがターフェの恋心を利用しようとしている。
だからモンテは「悪いやつだね〜」と言っているのではないでしょうか。


モンテブラサイトについて
モンテブラサイトはアンの妻でありフォリアの母親、その正体は天使で使い魔です。
人の姿を保ち、人語を喋る使い魔は最高クラス。
さらに「Part.3-1」にて熾天使と言っています。
熾天使とは天使の位階の一つで9階級のうち最上とされています。
そんな彼女の血を受け継いでいるからこそ、フォリアは黙示録という強力な力を使えるのかもしれません。
それにしてもアンとモンテの馴れ初め、気になります。


ファントムが情報を売った相手
「Part.3-2」でファントムは誰かにターフェとフィオの情報を売ったようです。
さて、誰に売ったのか?
第1章を読む限りではマリンとサファでしょうか。
最初の授業でターフェが高等魔術を使うのを見て、そのまま情報を買いに行ったのかもしれません。

しかし、マリンとサファの「情報がない」ということからは、ファントムから何かしらの情報を買ったということは分かっても、何の情報を買ったのかは分かりません。
その後の騒動で黒髪や大人ターフェを見て驚いているマリンとサファ…。
2人の情報を買っていたのなら驚かなくてもよさそうですよね。
だってファントムも大人ターフェに痛い目見てるわけだし。

現在、ターフェとフィオはファントムの客なのかも微妙です、金銭取引がないので。
もしかしたらファントムが新たな客に2人の情報を売ることがあるかもしれませんね。


奈落の底(アバドン)は誰が召喚したのか?
アバドンとは「Part.3-3」で召喚装置の故障により呼び出された悪魔。
一体でも凶暴だが群れると国を滅ぼすレベルで実際に滅ぼしたことがあるそう。
フィオの回想にも出てくるので5年前のアルカンジュ対レマンの戦争時にも使われた模様。
めっちゃやばいやつですね。
このアバドンはマスグラの得意召喚術ですが今は召喚できないと断言しています。
つまり、冥王マスグラと同等の召喚術が使え、大魔導士ターフェアイト程の魔力を有する人間が他にいるということ。
もし、戦争と学園とで召喚したのが同一人物なら、相当厄介な人物が学園に紛れ込んでいるようですね。


ターフェが確かめておきたかったこと
「確かめときたくてね。でも今確信に変わったよ」
「Part.4-1」にてターフェが確かめておきたかったこととは何なのか。
騒動後、ターフェがアンブリゴの有効範囲がどの程度なのかを知りたかった、と言っています。
マリンに襲われたフィオを助けなかったアンを見て、大体の範囲が分かったのでしょう。
アンはマスグラを出してはぐらかしているようですが…。
しかしこの後、予想以上に範囲が狭いとか言ってるので、ちゃんと把握できたかどうかは不明です。


フィオがターフェを「ターフェアイト」と呼んだ理由
「Part.4-2」でフィオはターフェのことを「ターフェアイト」と呼んで制止します。
第1章の時点では後にも先にもこの時のみ。
ターフェも大層驚いたような怪訝な顔をしています。
この時、フィオは意図して呼んだのか、無意識のうちに呼んだのか。
意図したなら効果はあったわけですが、もし無意識ならフォリアが出てきたということ?
今後フィオにフォリアが乗り移ったような描写があるかもしれませんね。


イデアル国にフィオの情報を流したのは誰なのか
「Part.5-1」にてマリンは「王族の誰かがフィロ姫の情報をイデアル国の情報屋や人身売買者に流した」と言っています。
それでファントムもフィオの顔を知っていたんですね。
では誰が流したのか。
「捕まえて貰えば万々歳」ということからあまり積極的な人ではなさそうですね。
第1章で出てきた皇子・皇女の中でそれっぽいのはマッシュルームですかね。


フィオの母親は生きている?
「Part.5-2」にて「杖を使ったあと残った母が私をこちらまで飛ばしてくれた」とフィオは証言しています。
つまり、アルカンジュが滅んだ時点でフィオの母親は生きていたことになります。
その後どうなったのかは分かりませんが、「幕間」で国が跡形もないということでレマン軍も吹き飛ばされていると考えられるため、母親が生き延びた可能性は高いです。
もし生きているならどこへ行ったのでしょうか。


白髪の赤フードは誰なのか?
「Part.5-2」にて登場後、ずっと謎の人物ですね。
5年前の戦争時にフィオを襲い、記憶に呪いをかけた本人。
呪いのせいでフィオは顔を見たはずなのに思い出せません。
彼の目的は分かっていませんが「幕間」にて、「フィオを3年後迎えに行く」「ターフェが一番の障害物」なんて言っていますね。
「彼はゆっくりゆっくり追い詰めて…最後の最後彼女の前で殺してやろう」
なんか恨まれてるようです…。
でも「君のバディが死んだら迎えに行く」って、フィオも死んじゃうんですけどね。
もしかして「フォリアの魂」を迎えに行くってことでしょうか…。
気になるのは白髪赤風フードの黒い爪。
ターフェアイトも黒い爪で描かれてるんですよね。あとマスグラさん。
「Part.11-3」「わかってるくせになぁ」は「Part7-3」でもターフェが同じセリフを言っているんですよね…。
純白の髪を持っていることが分かっていますが、「Part.10-5」でルーチェが「黒のような事例かもしれない」と言っており、上記「黒の民の希少性」の私の推測どおりなら、白髪も突然変異ということになります。


ターフェアイトが殺した相手
「Part5-3」でターフェアイトが殺したのは誰なのか。
魔法戦争Part4の時点で当時の国王の息子夫婦と孫3人中2人が死亡しています。
となると残りは最後の孫か国王か?
この時点でもう1人の孫は殺されていて、国王を殺すところをフォリアは見たんじゃないかと思います。


レムリアの電話の相手
初登場「Part.5-3」の時の電話の相手は、話の流れからするとサンストーン皇子のようですが、この時のアイコンは茶色にくるくるです。
しかしその後の「Part.6-1」では話し相手は確実にサン皇子なのにアイコンは赤色で怒った顔をしています。その後黄色の「…」に。
アイコンが相手を表しているなら、1回目と2回目の相手は別人のようです。

それから「Part.7-2」では赤もしくは紫の王冠のようなアイコン。相手は皇帝のものとよく似た赤いマントを着ています。
さらに「Part.7-3」でマスグラはレムリアは陛下とマブダチのようと言っています。
でも報告に戻ると言っておきながら、フィオの居場所を皇帝に報告していないレムリア。
もし本当にレムリアの電話の相手が皇帝エファイトなら、2人はどういう関係なんでしょう。
「ー…本当に趣味が悪い人。」
「悪趣味はどちらのことだか」
って結構仲よさそうな感じですよね。
しかも次のコマでレムリアの髪が黒く染まっているように見えるのも気になります。


レムリアのターフェ似の知り合いとは誰なのか
「Part.6-1」でレムリアはフィオにターフェが知り合いに似ていると言います。
「Part.9-2」でターフェに激似のエアの登場。
「Part.7-3」で皇帝とターフェの思考が似ている。(「Part9-2」「Part10-4」では好みも一緒のよう)
「Part.10-3」でストレンが「ターフェの魂に似ているあの人」発言。
以上よりターフェに似ていることが分かっているのは顔がエア、思考が皇帝エファイト、魂があの人です。
しかし「Part10-1」よりレムリアの知り合いはターフェと顔が似ているようなので、エアである可能性が高いですね。
もしかしたらエアの「世界には自分に似ている人が3人いる」発言から、ターフェ、エアの他にもう1人似ている人物がいるかもしれません。


リビアンは何に気づいて団体行動を抜けたのか
「Part.6-2」でリビアンはトラを探す途中、何かに気づいて方向転換し集団から離れます。
その直後、レムリアが突風を起こし一行はバラバラに。
「Part.7-2」で「森に落し物をして取りに戻っていた」「大回りで山に向かった」と言っていますが、森で探し物って結構無茶ですし、なぜ大回り…?
ここでのリビアンの行動は意味不明です。
リビアンはデザートグラスというレマン帝国の由緒ある家柄のようですから、そこのお嬢さんを危険に晒すわけにいかないとレマン側と事前に打ち合わせでもしていたのでしょうか。


マスグラがターフェにレムリアから引くよう薦めた理由
「マスター引くことをオススメします。彼、」
「分かってるが引いたら負けになるだろ」
「Part.6-3」でマスグラがなぜ引くことを薦めたか。
レムリアが予想以上に強かった、というのもあるかもしれませんが、私は相性が悪い、と言いたかったのではないかなと思います。
「Part.7-1」でレムリアの長刀は魂魔術であることが分かります。
ターフェアイトが唯一負けたのも魂魔術の使い手フォリア。
何か関係があるように思えます。


フィオ(フォリア)の魂魔術の能力は何か?
「Part.7-1」でフィオと同じ魂魔術の使い手であるレムリアが「僕の魂魔術の能力は「切断」。」と発言しており、このことから魂魔術にはそれぞれ能力があるようです。
ではフィオの能力は何なのでしょうか。
黙示録は「万物を統べる」「世界を得る」「世界を支配できる」なんて大層なこと言われていますが、実際アルカンジュを吹っ飛ばしているので結構ヤバい能力であることは間違いありません。
ちなみに「黙示録」とは、黙示が啓示を表し「預言書」のようなもので、主に終末論が記されているようです。
したがってフィオの能力は「創造と破壊」もしくは「破壊」ではないかと推測します。
これならターフェアイトが狙うのも頷けますよね。


サファはサン皇子の手下に何をしたのか?
「Part.7-2」でサファは敵に対し「何か」した様子。
教えないと言うサファの手には魔法道具らしきの2本の短剣。
ここでサファが隠していることといえば、呪魔術が使えるということ。
なぜ隠しているかは不明ですが、コンプレックスでもあるかのような描写ですよね。
Part.3-3」にてサファがフィオに国を滅ぼしたいのかと聞かれ、「これは復讐なんだ」と答えたことと関係がある気がします。

例えば、サファは元々回復魔術だけだったんだけど不死の呪いの副作用で呪魔術が使えるようになりコントロールがまだできない頃大切な何かを殺してしまってショックで泣いてたらマリンに「サファの魔術は優しくて綺麗だ」とか褒めてもらったので魔術操作で1位取るくらいまで極めて最終的に自分をこんなにした白の民の皇子及びレマン帝国に復讐してやる!
とかどうですか。ダメですか。


サファはなぜ上機嫌だったのか
「Part.7-2」で負傷者がいないか見てくると歩き出したサファは鼻歌を歌ているようです。
しかし、彼女がそこまで上機嫌になるようなことは見当たりません。
直前に起こったことといえば、フィオの足を治してあげた、マリンがターフェに責められた、くらいでしょうか。


小国ルクールドラメールとは
「Part7-3」で出てくる国名。
多分、「Part3-2」よりトラピッチェ・ランバオシーの祖国かなと思います。


レムリアン・シードの地位
皇帝とマブダチ疑惑、皇帝の補佐官であるパラサイトが「レムリア様」と呼んでいること、それなりに年をくっている発言…。
ただの従者にしては顔が効くようですね。
そして髪色、瞳の色が皇帝と似ていると思います。


アンがフィオを学校に通わせた理由
「Part.8-2」にてマリンとターフェが話している内容ですね。
ターフェはある程度予想がついてると言っていますが…。
私の予想ではアンは自分の寿命が長くないことに気づき、自分以外にフィオを支えてくれる友人を作って欲しかった。とかですかね。
「Part.9-3」ではフィオとターフェを学園で引き合わせたのはアウィン達だと言っているので、アンはアウィン達からターフェの様子を聞き、今ならフィオを任せられると踏んで学園で引き合わせたのかも。


あの方とは?

「Part.8-5」でエンジェがフィオに「ターフェさん。彼は本当にあの方に似ていますだ。注意は、している方がよかです。」と言います。
「あの方」とは誰なのか。
その後「Part.10-1」でコーディエ・カラーレスが「あの方からのご命令です」と言います。
この時コーディエに指示を出しているのは白髪赤フードのようです。
現時点でこの2人が指すのが同一人物かは分かりませんが、同じ赤フードが言う「あの方」が同一人物である可能性は高いので、「あの方」=白髪赤フードと考えられます。
すると白髪赤フードはターフェに似ている?


エンジェを殺した紅の民は誰なのか?
「Part.8-5」でエンジェを殺すレマンのスパイ。
容姿からして紅と青のハーフの女性。
エンジェが「あんた」と呼んでいるので皇族ではなさそうですね、
従者でしょうか。
私はアウィンとルーチェの2人目の弟子かな、と雑に予想。


エア(エレミア・エファイト)は何者?
「Part9-3」でフィオが「一瞬だけど恐ろしい違和感を感じた」ので、良い奴じゃないことは確かですね。
ターフェが「何」と表現しているのも怖いところです。
またアンとのやりとりから、エアは長い年月を生きていてアンと因縁があるようです。
「Part.11-1」でエアの正体がレマン帝国の第13皇子であることが判明します。
でもマリンは同い年に見えると言い、使っている魔術も高等魔術や禁術。
「Part.11-2」の会話より、エアがターフェアイトの記憶を引き継いでいるのは間違いなさそう。
おまけのイラストに「A child of the Devil(悪魔の子)」の文字。A childは単数。
するとエアもターフェアイトの生まれ変わり?
ターフェアイトの魂分離説も考えられますが、じゃあなぜマスグラはターフェ側にいるのか?
エア登場時にマスグラはライバルの香りとか言うだけであらすじでも特に反応なし。
所詮楽しいもの好きの冥王なので信用はできませんが…。


アウィンとルーチェがターフェを養子にした理由
「Part.9-3」より3人の再会は6年前、ターフェが10歳の時。
会話から、ターフェと会う前に養子にすることを決めていたようです。
アウィン達はターフェを書類上、もしくは知人の紹介等で養子にしたのでしょうか。
で、初顔合わせの時にターフェアイトの生まれ変わりだと知ってバトル勃発。
6大大魔導士2人相手に10歳の子供が敵うはずもなく、ターフェ逃亡。
その後冷静になってみたら予定通り養子にして監視した方がよくね?と考えを改めた、と。
普通は力を持つ前に始末する方がいいと思いますけどね。
「ターフェアイトがなんとなく昔と違う気がするから」じゃあ殺さない理由には不十分です。
2人が生かした方がいいと判断した理由、物語の重要な部分ではないかと思います。
それにしても養子ということはターフェの現世の両親は死んでしまったんでしょうか。
魔法戦争では自分で両親を殺してますが…まさか、ね。


ルーチェとアウィンの弟子が裏切った理由
今のところヒントが少ないですが、コーディエはフィオLOVEみたいなので、フィオをダシにつられたんでしょうね。
「Part.10-1」でコーディエが「フィオはレマンでなら幸せに暮らせる」と言っています。
ではアルカンジュでは幸せでなかったのか?
「Part.5-2」の回想ではフィオは両親からも国民からも愛されているようですね。
フィオの人柄を見ても疑う余地はありません。
人に愛されることは幸せなことだと思うのですが…。
気になるのはコーディエの目にクロスがあること。
クロスといえば皇帝のシンボル(と私は思ってる)。
ということはコーディエは精神魔術かなんかで皇帝に操られている?
でもアルカンジュの騎士であるコーディエに魔術かける機会なんてないだろうし。
もう1人の弟子に関してもフィオLOVEかどうか分からないし。
分からん。


アルカンジュの騎士に殺されたという皇女は誰の母親なのか
物語に関係あるかも分からないですし、情報も全くないですが、気になったので載せておきます。


エアがフィオに渡したもの
「Part.9-3」でエアはペンと紙で何かをしてフィオに小包を渡しています。
「いつか君が危険な時に助けてくれるから」
お守りのようですがエアの表情を見る限り良いものじゃなさそうですよね。
そしてそれをフィオがターフェから隠した…。
フィオの判断はいつも正しいと思いたい!
なので、もしかするとターフェを呪っちゃうようなアイテムなのかな。
ターフェを守りたいフィオは咄嗟に隠しちゃったわけです。


エアのバディは誰なのか
「Part.9-3」での「バディに送りつける」発言より、エアのバディは近くにいないことが伺えます。
そして次の話「Part.10-1」で紫のマフラーをつけるレムリア。
もしもエアがフィオと接触した時の紫の糸を買っていたなら…。
しかし、そもそもバディとはイデアルの習慣であって、レマンのエアには関係ないんじゃないかなと思いますけど。
ちなみにレムリアはマフラーを友達からもらったと言っています。
エアはイデアル流のプレゼントをしたかったのでバディと言っただけなんでしょうか。
エアとレムリアが友達?
それにしても、エアはマフラー手編みしたのかな?


6大大魔導士
「Part.10裏切りと魔法使いの弟子」より魔術の発展に多大な貢献をした6人。
緑の民 アンブリゴ 魔術の発見をしたこと
金の民 ?
紅の民 ?
青の民 アウィン 魔法道具を作ったこと
白の民 ルーチェ ?
黒の民 ターフェアイト 魔術の限界を追求したこと
今の所、全員(の魂)が生きてるので金の民、紅の民も今後出てきそうです。
そういえば、今のところ全員アルカンジュの関係者なんですね。


魂の契約魔法とは何なのか
ターフェがフィオにかけた片方が死ねば片方も死ぬという魔法。
しかし、それ以外にお互いの魂を入れ替えることができるようです。
1時間限定でキスをすると早く戻る。他にもデメリットはある…。
デメリットってなんでしょうね。
ターフェにとってメリットしかないように思えます(笑)
気になるのはターフェがこの魔法に詳しいということ。
以前、誰かと契約したことがあるのでしょうか?
でも他人に自分の魂を預けるようなこと、しなさそうですけどね。


ストレン・フォシデは何者なのか?
「Part.10-2」で登場したフォリア似の黒の民。
彼女はターフェがびっくりする程フォリアにそっくりですが、彼女自身「私はまがいもの」と発言。
「Part.10-3」で白髪赤フードから「まがいもの風情が…私の許可なしにしゃべるな」と酷いことを言われているにも関わらず気遣っているような描写…。
それから「I still like you anyway(私はまだとにかくあなたが好き)」の文字。
ストレンは白髪に好意を寄せているようですね。
でもなぜ白髪は「フォリアのまがいもの」であるストレンに対して厳しいのか。
偶然フォリアと似た人物が生まれるとは思えないので作られたのでしょうか。
以前は別の人物で、顔とか色々いじられて酷いことされたけど、まだ白髪のこと好きよみたいなね。


ターフェの魂によく似たあの人とは?
「Part.10-3」でストレンが言うセリフ。
「貴方の魂によく似たあの人には…彼女が必要なの…」
ターフェによく似た人といえば顔がエア、思考が皇帝。
ストレンの身近にいてフィオを欲しているのは白髪の赤フード。
この3人のいずれかがターフェの魂に似ていると考えられます。

そもそも魂が似ているってどういうこと?
魂が一緒のターフェアイトとターフェ、フォリアとフィオは顔も一緒ですよね。
魂が似ていると顔も似るのでしょうか?
そうなると現状「あの人」はエアになりますし、ストレンもフォリアの魂と似ているということになりますね。



赤フード集団の目的はなんなのか?
皇帝が従者として皇子達に与えるのも赤フードですが、フィオを攫おうとしているのも赤フード。
フィオをレマン帝国に連れていくという意味では目的は共通してますが、コーディエがフィオを連れ帰ったら王を選ぶ試験はどこへやらですよね。
これは皇帝が子供を王にする気がないのか、赤フードが皇帝を利用しているのか。

「Part10-2」ではコーディエが「ターフェの体を五体不満足にするのが仕事」と言っているので、赤フード集団はターフェも狙っていることが伺えます。
なぜ狙われているのか?
おそらく「Part.5-2」の精神世界での一件で白髪赤フードに目をつけられたのでしょう。
しかしなぜターフェを殺さず瀕死状態にする必要があるのか謎です。
ターフェが邪魔なら殺したほうが手っ取り早いはずですよね。
2人の魂の契約のことを知っていたんでしょうか?

いずれにせよ、ターフェを狙うことは白髪の独断だと思うので、皇帝の命以外にも自由に行動できるようです。


レマンスカラティーヌの皇子・皇女について
第1 ?
第2 ?
第3 ?
第4 ?
第5 ?
第6 ?
第7皇子 サンストーン・フェルドスパー 金の民
第8 ?
第9 ?
第10 ?
第11皇女 リディ・プラジオ 緑の民
第12皇子 マリン・パライバトル 紅の民
第13皇子 エレミア・エファイト 緑の民
何番目かはわかりませんが、サファを不死にしたライト皇子(白の民)、ダイヤ皇子、イケメンコレクションのフリーデ皇女(紅の民)の名前が分かっています。
話は逸れますが、レマンの国名の意味、気になります。


白髪赤フードのスパイは誰なのか?

「幕間」にてフィオは白髪に「スパイがいるのさ。お前の傍に」と言われます。
フィオがわからないであろう奴を「選んだ」と言っているので、その人物はスパイとしてフィオに近づいた訳ではなく、元々傍にいた人がスパイになったということでしょうか。
でもフィオの近くでそんなことする人はいない気がします。
無意識にスパイになってる?
フィオのように夢で会話して情報を集めているとか。
でもフィオの名前くらいスパイ使わずに分かりそうですけどね。


3年後の意味
「幕間」にてフィオは白髪赤フードに「3年たったら迎えに行く」と宣言されます。
なぜ3年後なのか?

フィオは「Part.1-1」で16歳と言っています。
この時が何日なのか分かりませんが、「幕間」で始業日の前日もしくは当日がフィオの誕生日のようですから16歳になったばかりだったと考えられます。
「Part5-2」より誕生日はフィオが4月8日、ターフェが12月24日。
「Part8-5」でターフェが、現在16歳、気持ち的には30代後半と言っている。(その後Part10で17歳に)
「気持ち的=魔法戦争+魔法契約」とするなら、ターフェアイトが亡くなった年齢は20〜23歳でフォリアも同時期に死亡したと予想される。
また、フィオは誕生日に「3年たったら迎えに行く」と宣言される。
この日でフィオは17歳になるはずなので3年後は20歳。
フォリアが亡くなったのがもし20歳とするなら…。

さらに「君のバディが死んだら迎えに行く」とも言っています。
しかしターフェが死んだらフィオも死んでしまう。

これらから白髪赤フードはフィオを生死を問わず手に入れようとしているのか。
それとも迎えに行くのはフィオではなくフォリアの魂なのか。
フォリアの魂といえば黙示録。
でも黙示録はフィオが死んだら使えないはずなので、黙示録が目当てではなさそう。
その他でフォリアの魂といえばターフェアイトの魔力が含まれている、とか。





ちょっと内容がかぶったところもありましたが、今の所こんな感じですかね。
途中頭パンクしちゃって意味不明なところが多々ありますが、お察しください。





2016年5月1日日曜日

彼と彼女の魔法契約 感想

最近知って、久しぶりにマジハマりしてるのが

彼と彼女の魔法契約

マンガアプリcomimoでチャレンジ作品として連載されています。
アプリじゃなくても読むことができるのでリンク貼っときます。







まずはあらすじ

昔々、世界を恐怖に染めた悪の魔導士ターフェアイトと、
彼から世界を救った英雄、善の魔導士フォリア。
この伝説の2人の生まれ変わり、ターフェとフィオ。
フィオの持つ万物を統べる力「黙示録」を手に入れるため、
ターフェはフィオに片方が死ねば片方も死ぬ、魂の契約魔法をかける。
一方フィオも黙示録を貸すことができる魂の契約をターフェと結ぶ。





私的メインキャラクターの説明もしときましょうか。

フィオ・ユークレース(フォロ・フィオール・フォスフォール)
 今も昔も生粋のお嬢様。マジ可愛い。マジ天使。
ある意味作中最強。彼女に懐柔されない者はいない。

ターフェ・スフェライト
 今も昔もフィオのストーカー。前世の記憶引き継ぐとか面倒くさいやつ。
某魔法学校だったら絶対スリザリン。昔サイコパス、今は準サイコパス。

マスグラ
 いい歳したおっさん(多分)とは思えないほどリアクションが若い。
ターフェの帽子に住んでる。





この話の面白いところ。
それはしっかりした世界観と伏線が張り巡らされたストーリー。
それからなんだかんだ言ってもターフェはフィオが大好きだよね!っていうこと(笑)


まずターフェがフィオにかけた魂の契約魔法がストーリーの肝です。
片方が死ねば片方も死ぬという魂の契約。
なぜこんなリスキーな魔法をかけたのか、それは自分の身を守るためです。
モンテに襲われそうになった時、さっそくフィオを盾に使っていましたね。
つまり、自分の敵=フォリアサイドと想定して、
出会ってすぐ「保険」といって魔法をかけたと思われます。

しかし、想定外だったのがフィオが亡国の姫で隣国に命を狙われているということ。
フィオの命が狙われる可能性を想定していなかったわけですね。
それで逆に契約を利用されフィオのボディーガードになります。
でも元々ターフェはフィオのストーカーですから、
姫さまの立派なナイトとして大活躍しちゃうわけです。
悪い虫も排除する勢いです。


そういえば
「貴方まだうちの娘に執着しているんですね」
「お前の娘が私の力を全て奪って投身自殺したせいだ」
というアンとターフェのやり取りから、ターフェがフィオに執着しているのは
黙示録のためでも力を奪ったからでもなく、投身自殺したせいみたいですね。
きっと投身自殺する際何かあったんでしょうね。
「ざまぁみろ」
気になります。
それにしても生まれ変わってでも会いたいなんてロマンチック(笑)


あと、なんだかんだでフィオを信頼しているターフェという関係がすばらしい。
根拠は昔の苦い経験からきているわけですが…
時々フォリアとの思い出を語りだすターフェはどんな気持ちなんでしょうね。
付き合いが長いんだぜアピールご苦労様です。


それから話の節々に「ターフェはフィオが好き」を感じる表現があって
思わずニヤニヤしちゃいます。
例えばバレンタイン番外編でターフェは百戦錬磨の自分の口説きに
フィオが落ちなかったことで「懐柔しにくい」と言っています
つまりターフェの言う「フィオを懐柔」は「フィオを落とす」ということですね!
しかも他の人にあげるチョコを消すという独占欲。
ごちそうさまです。


元悪の魔導師なのに長生き組にことごとくいじられるターフェも面白いです。
特にフォリアの両親とマスグラからのいじりが最高です。
アンの言う「貴方はフィオには懐柔魔法をかけませんよ。貴方の性格上、ね。」が
「ターフェは欲しいものは自分の力で手に入れる性格だから、魔法でフィオを手に入れるなんて卑怯な真似しないよね」って意味だったらいい。


魂の契約により、2人は死ぬまで一緒ということが確定してるので、
今後2人が仲良くくっついてくれることを期待しています。
それにしてもフィオがターフェの気持ちに気付く日は来るのでしょうか…。
結構ターフェは頑張ってると思うのだけど。


気になった方は過去編の「彼と彼女の魔法戦争」も合わせて読んでみてくださいね。






I hope that the story become happy conclusion.