2014年10月15日水曜日

Song for the reluctant heroes






今更ながらに和訳やってみた。
電子辞書を5年ぶりくらいに引っ張りだしたぜ。
電池を入れるところからはじめてやったぜ。
以下↓


The reluctant heroes


日に日に俺たちは戦意を失っている
知らないのか?
運命は自分で切り開くものだということを
どんなリスクも皆気に留めなくなったな
平和な時代が俺たちの目を曇らせたんだ

振り返ることはできない
彼らが戻ることはないのだから
恐れることもできない
その時からまた、自分の部屋に隠れているのだから
平和な時代が俺たちの目を曇らせたんだ

やろうとしないから、飛べないんだ
そうお前が言っていたのは、もうずいぶん昔のことだ
でも、お前はこの門の外へと飛び立った
だからあの言葉は現実味を帯びたんだ

まるで悪夢のようだった
それが俺を苦しめるんだ
だって死に急ぎたい奴なんていないのだから
深い悲しみに襲われたあの日を思い出すと
なぜかわからないけど、今は
お前の顔が見える
声が聞こえる

俺達が出会ったあの日を思い出すよ
それが俺を苦しめるんだ
だって死に急ぎたい奴なんていないのだから
夢を語り合ったあの日を思い出すよ
それが俺を苦しめるんだ
お前の顔が見える
声が聞こえる

Song for the reluctant heroes
お前の強さをくれ
人生は短すぎる
Song for the reluctant heroes
お前のような戦士になりたいんだ

心から
Song for the reluctant heroes
お前の強さをくれ
人生は短すぎる
Song for the reluctant heroes
お前のような戦士になりたいんだ



”気乗りしない英雄”
タイトルからかっこいいです。
英雄と周りからもてはやされても、実際は自分が生き残るために必死なだけで、
仲間が死んでいくのを見ていることしかできない。
英雄になりたいわけじゃないのに、周りに祭り上げられる。

そんな意味だと思ってます。
兵長が市民からの歓声を受けて
「うるせえなあ」
って言うシーンが全てかなと。



自分で訳してみると、歌詞の意味がよく分かる気がします。

最初は進撃の巨人でいうところの1話目、
エレンがハンネスさん達に突っかかるところですね。
そんなんで戦えるのか、まるで家畜じゃないか、と。

2段落目もほとんど一緒ですが、
過去に巨人から逃げてきた人類や、喰われた人間はもういないし、
100年前から壁の中に閉じこもっているから、その恐怖が風化している
って感じだと思います。

で、こっから物語が始まります。笑



ある日、壁外に憧れる少年が言いました。
「あの壁の外はどうなっているんだろう?あの向こうに行くことなんてできないけど」
そんな彼に、親友は言いました。
「やりたいことがあるなら行動を起こせ!お前はやろうとしないからできないんだ」
尻込みする少年をおいて、親友は壁の外に行ってしまいました。

しかし、親友はすぐに壁外で死んでしまいます。
絶望の淵に立たされる少年。
悪夢のような日々が続きますが、ある日少年は思い出します。

「やりたいことがあるなら行動を起こせ!」

数年後、少年がいよいよ壁外に出る日がきました。
少年は門の前に立って思います。
「あいつはこの門をくぐって、壁の外に行ったんだな。
そんなあいつの言葉だから俺は心動かされたんだ」

少年は今でもあの深い悲しみにくれた日々を思い出しますが、
不思議なことに浮かんでくるのは親友の笑顔でした。
出会った日、夢を語り合った日、いつも親友は笑顔でした。

「やりたいことがあるなら行動を起こせ!」

この言葉が少年に力を与えました。
少年は考えます。

「お前のように勇敢な戦士になれるかな。
こんなこと言ったらお前は嫌がるだろうけど」



我ながらなかなかいい話になったと思うんですが…
いい話、ですよね?笑
the reluctant heroesの解釈をちょっと変えてみました。
こっちでもいいと思うんです。

でもリヴァイ兵長のテーマってことなので、さらに想像をふくらませると、
兵長にそういう親友がいたとは思えないので、部下に対する思いかな?
「お前の残した意志が俺に”力”を与える」
って感じで。

それか、ファーラン、イザベルもイメージに合わない気がするので、
それ以前の仲間かなー?


とにもかくにも、カッコイイ曲でした。


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