2014年9月30日火曜日

10日間ロシア旅 その⑤ 噴水で大はしゃぎ!@ペテルゴーフ

5日目。

私 「ペテルゴーフ行きたい!」
アナ 「今の時期は噴水やってないから行かないほうがいいよ」

と一度は断られたのですが、インターネットで調べたところまだ噴水やってるそう。
てことで、今日もサンクトペテルブルクの郊外に出かけます。

ペテルゴーフまでは昨日と同様マルシュルートカにて向かいます。
バス停以外のところにも止まってくれるので、
慣れればこれほど使いやすい乗り物はないと思います。
ちなみに私達も乗り過ごして、ちょっと過ぎたところに降ろしてもらいました。

これがマルシュルートカの切符。(まあ、マルシュルートカだけのものではないですが)
この切符の数字6桁のうち、前3桁を足した数字と後ろ3桁を足した数字が等しい時、
いいことが起こるっていう占いがあるそうです。(例:123 024)

マルシュルートカの切符
さて、ペテルゴーフは上の庭園は誰でも出入り自由です。
でも観光地、つまりたくさんの噴水があるのは下の公園です。
上…?下…?

上の庭園
下の公園の噴水たち。
噴水の数は150以上あるんだって!
中でも「いたずらの噴水」シリーズは面白いです。
大人もみんなニコニコしながら遊んでました。
この噴水たちを見れば、ピョートル大帝がいかに優秀で
なおかつ茶目っ気たっぷりな人物だったかが想像できます。

虹が出てました
座るためには濡れないといけない。なんというドS

今日の昼ごはん。
噴水見ながらサンドイッチ作りました。あとリンゴ。


ペテルゴーフのハイライト、大宮殿と大滝。
この大滝だけで64の噴水があるとか。どんだけだよ。



この大滝の内部に入ることができるとのことで行ってきました!


こんな感じで、狭いトンネルの中を無数のパイプが通っているところを見学し、最後は大滝のど真ん中に出ます。
短いですが結構楽しいです。
天井低いし階段があるので、身長高い人とか私のように足が悪い人にはおすすめしません。

大宮殿内は残念ながら撮影禁止。
いろんな部屋がありすぎてあまり覚えてませんが、
中華風の部屋は人間が呼吸する時の水分で装飾が痛むとかで
止まったらダメだったことは覚えてます。
足を止めるとブザーが!笑

大宮殿のあと、西側の庭園をさんぽさんぽ。
東側は噴水がたくさんあってキャッキャ楽しめるのに対し、
西側はちょっと遺跡っぽいのがあったりして探検してる気分でした。

結婚式の撮影してた!羨ましい!

天気にも恵まれてほんとに気持ちよく散歩できました。
めちゃくちゃ広いので、全部歩いて回るには1日は必要だと思います。
園内を回ってくれるバス?のようなものもあるくらいなので。

この日も18時くらいに出発し、ホステルへ。

夜はアナの友達と一緒に夕食を食べました。
この日のメニュー。


スープのないロールキャベツみたいな。
おいしかったです。
奥にある透明の飲み物は水ではなく、白樺のジュース「ベリョースカ」!
味はヨーグルトの上に浮いてる透明の液体が近いかな?
でも味見したアナいわく「本物とちょっと味違う」そうでした。
それにしてもなぜ白樺をジュースにしようと思ったんだろう…。


2014年9月29日月曜日

10日間ロシア旅 その④ エカテリーナ宮殿で一日まったり

4日目。

午前5時半頃、サンクトペテルブルグのモスクワ駅に到着。
駅は結構たくさんの人がいました。
夜行列車はポピュラーな移動手段なんですね。
モスクワ駅。路線図かっけえ。
そのままホステルへ。
今回はロケーションホステルに泊まりました。
駅から歩いて10分~15分くらいですか。
看板がなくてとっても分かりにくかったです。

8時まで待って、いざエカテリーナ宮殿のあるツァールスコエ・セローへ!
こういう、マルシュルートカって名前の個人経営っぽいバスで行きました。
多分、ロシア語ができる上級者向け。
マルシュルートカ
エカテリーナ宮殿自体には12時から入れるとの事だったので、
それまで周りの庭園を散歩することに。



この可愛らしい建物、お風呂専用の宮殿らしいです。
その音響効果を買われて男性の合唱ショーやってました。
息をするのも忘れそうな神秘的な歌声にうっとり。

で、1時間くらい散歩した後、エカテリーナ宮殿へ!



すっごく綺麗で豪華で可愛らしくて私も住みたい。
内部は撮影OKなんですが、紹介しているサイトはたくさんあるので割愛します。
ちなみに見学のために2周しました。

2、3時間宮殿内で遊んだあと、残りの敷地の散歩を再開。
これ全部「庭」なんだぜ?


外のお土産屋さん。
可愛いマトリョーシカがありました。


すぐ隣にある教会。
現地の人がお祈りするようなところで、かわいい外見に似合わず中はとても厳かな雰囲気でした。


18時くらいにツァールスコエ・セローを出ました。
景色がきれいなところできれいな音楽と装飾を堪能しながらゆっくり過ごせて
心がすごく癒やされた一日でした。

この日足を痛めてしまったので、夜は出かけずに安静。
サンクトペテルブルクの夜景を見たかったんだけど…。



2014年9月28日日曜日

10日間ロシア旅 その③ クレムリンからサンクトペテルブルグまで

3日目。

この日は朝から雨降ってました。
なのに傘を忘れるという…。

さて、昨日行けなかったクレムリンへ!

オフシーズンだったので、チケットは並ばずに買えました。
でも雨のため、イワン大帝の鐘楼には登れないとのこと。

ボロヴィスカヤ塔から入ります。

まずは武器庫へ!
面白かったです。
3時間くらいいました。

つぎにダイヤモンド庫へ!
衣装や装飾品が展示してありました。
でも世界一大きいというダイヤモンドを見るためには別途料金が必要なよう。
見たかったけど、時間があわず断念。

途中なぜか伝統衣装をまとった女性が…。
コスプレ…?

その後、
・アルハンゲルスキー聖堂 (棺が所狭しと並べられた聖堂)
・ブラゴヴェシチェンスキー聖堂 (水色のアーチが印象的な聖堂)
・ウスペンスキー大聖堂 (外壁のフレスコ画がきれいな聖堂)
ウスペンスキー大聖堂
・パトリアーシェ宮殿 (入り口が分かりにくい宮殿)
・大砲の皇帝 (でかっ)
大砲の皇帝
・鐘の皇帝 (でかっ)
鐘の皇帝
の順番に見て回り、トロイツカヤ塔から帰りました。
トロイツカヤ塔
もう15時すぎていて、昼抜きで見学してたのでお腹が限界。
レストランに入って遅めの昼食を取りました。

今日のメニューはこれ。

サリャンカ
パンケーキ。中身はきのこのクリーム煮。

この時、ロシアのパンケーキにハマりました。
パンケーキって言うけど、見ての通り日本のクレープに近いです。
でも食感はもちもちふわふわ!!
めちゃくちゃ美味しかったです。
それと店員さんにしきりにピロシキを勧められました。

このお店で、日本語を勉強しているというアナの友人2人に会いました。
一人は働いてて、もう一人は大学院生らしい。
院生の方は現役なだけあってびっくりするくらいペラペラ。
「弁慶」とか「幕府」とか「縄文時代」っていう単語を会話の中に自然に盛り込むセンスを彼は持っていました。

で、なぜかアナ以外の3人でバーに行くことに。
ロシア人はドイツビールがお好きなよう。
で、なぜか村上春樹について語りました。

その後、一旦アナの家に帰ってから、ダッシュで準備。
メトロのコムソモーリスカヤ駅を降りると3つの列車の駅が集まるターミナルがあります。
この内のひとつ、レニングラード駅からサンクトペテルブルグへ夜行列車で向かいます。

チケットを買うにはパスポートが必要です。
ロシア人も必要らしい。

チケット。1972.7Pです。
ロシアの列車といえばこれらしい。
列車の中。
所狭しとベッドが並んでいます。
まるでアルハンゲルスキー聖堂のようだ…。



2014年9月27日土曜日

10日間ロシア旅 その② 救世主キリスト教会から赤の広場まで歩く

2日目。

友人(今後アナとする)に希望を伝えてみた。

私  「ロシアに来たからにはまずは赤の広場だろ!」
アナ 「OK。今日は天気がいいから歩こう!」

ってな訳で、友人宅から近い”救世主キリスト教会”までメトロで行き、
そこから”赤の広場”まで歩くことになりました。

とりあえずメトロの回数券を買う。
これ。
なんかかわいい。
11回乗れて320Pなので一回あたり100円くらい。
安いですよね。

で、さっそくロシアで一番大きい大聖堂という”救世主キリスト教会”へ!


私の人生で初めて訪れたロシア正教の教会。
ロシア正教の豪華絢爛さにただただ驚きました。

周りの女性が頭にスカーフを巻いているのでアナに聞いたところ、
ここは観光地化しているのでロングスカートを履いたり髪を隠さなくても大丈夫らしい。

よかった!
というかロシア正教にそういう習慣があること自体知らなかった(;・д・)

ちょうどお昼すぎた頃だったのでピロシキをお昼ごはんに。
豚肉のピロシキだったけど、パサパサしててあんまり美味しくなかった(;・д・)
さて、こっからが本番。

「ここから赤の広場までどれくらい?」
「近いよ!」

で、3時間くらい歩き続けました。
さすがロシア、近いの定義が違う。
住宅地とか通ったからよく分からないけど、簡単に書くと多分こんな感じ。


近いけどさあ…。
誤解するところでした。

まあ、見どころを回ってくれた感じですね。
途中にあったものをあげてく。

有名な物語のワンシーンらしい…
絵画の飾られた道沿いの壁。戦争の絵だった。
ロシアのパンクロックの聖地。アナの落書きもあるらしい。
古本市。なんかおしゃれ。
壁に描かれた絵がちょっとアウェイ。
そして!
やっとモスクワの中心の中心へ!


やっぱりこれ!ボリショイ!ワッショイ!
下は赤の広場の入り口、2つの塔をもつヴァスクレセンスキー門。


門の前にすごい人だかりがありますが…
原因はこれ。

子どもがいるところが「ロシア全道路の起点」と言われているところらしいです。
なぜかみんなグルグル回ってた。
ミラノじゃないんだから。


そしてこれ、ポクロフスキー聖堂。
ロシアといえばみんな真っ先にこれを思い浮かべるんじゃないでしょうか?
ちなみに私はこの聖堂がクレムリンだと思ってました。

赤の広場に面して建つ、グム百貨店に入ってみると、真ん中にどーんとスイカの山が!


周りにスイカのジュースやらアイスやらのお店が囲んでいました。
もちろん、材料は後ろから調達します。
なのでこんな光景も…。


このあと、アナの友人が主催するハンドメイドマーケットを見に行こう!となり、
メトロでモスクワの北の方へ…
で、こんな看板がお出迎え。


このマーケットで自称「シャーマン」という雰囲気ばっちりのおじさんが
手作りの指輪をプレゼントしてくれました。
この指輪、とっても面白くて、
木、草、花などの植物と金属、プラスチック等を組み合わせて作ってあります。
私が頂いたのは古い樫の木で作ってあるそうで、木の香りがするのです!


ね、形も面白いでしょ?

この日は「ムームー」という人気チェーン店で
ボルシチ(言わずもがな!)、オリヴィエ(潰してないポテサラみたいなサラダ)、ハンバーグ(日本のとちょっと違う)を頂きました。
サワークリーム万歳!




2014年9月26日金曜日

10日間ロシア旅 その① 入国審査からモスクワ市内まで

10時過ぎ、福岡空港(FUK)から出発。

福岡空港(FUK)-仁川国際空港(ICN)
大韓航空 1時間

仁川国際空港(ICN)-シェレメチェヴォ国際空港(SVO)
アエロフロート・ロシア航空 9時間

フライトスケジュールはこんな感じ。


今の国際線って座席にUSB付いてるんですねー
ケーブル持っていけばバッテリーを気にせずスマホやタブレットが使えます。
もちろん通信はできません。
でも、充電できる安心感は嬉しいですよね。


18時すぎにSVOに到着。
さあ、入国審査!ということで並んでいると私の列だけ全然進まない…

30分並んで前が5人くらいになったところで
パソコンの不具合らしいってことが分かったので、別の列に並び直し…

さらに30分並び、いざパスポートを渡すと
審査官がスマホ触ったりお喋りしたりで時間のかかること!
久しぶりにイライラで動悸がしました。

でも、入国カード書かなくていいんですよね!

入国審査でパスポート渡すと勝手に印刷して勝手に処理してくれます。
この時出国カードまで印刷して渡してくれます。
なのでキリル文字分かんねえ!って人も大丈夫。
まあ、そういうことやってるから入国審査に時間が掛かるんだと思いますが。

結局、入国するまでに1時間半くらいかかり、がっつりロシアの洗礼を受けました。


空港ではロシア人の友達が待っていてくれたので、
合流後、アエロエクスプレスでモスクワ市内へ。

このアエロエクスプレスは35分でベラルーシ駅まで行けます。
片道400P、チケット販売機で買えます。

これがチケット。
レシートだと思った私はしわくちゃにしちゃいました笑



上のバーコードを駅に入る時に改札にかざします。
ちなみに、逆区間の時は空港に入るときにかざします。
つまりこの列車の改札は一箇所なんですね。

駅に入ると自販機がお出迎え笑
目立つ位置に陣取ってました。



ベラルーシ駅についてからは、メトロに乗り換えて友人宅へ。
結局、友人宅に着いたのは21時頃でした。

この日の夕食は友人手作りのロシア料理!
じゃがいも、いっぱい食べるそうです。



上にのってる海苔みたいなのは「ディル」っていうハーブ。
ロシア料理には必ずと言っていいほど乗っかているそう・・・。
パセリみたいな味です。