2015年5月21日木曜日

業火の向日葵 感想

ずっと楽しみにしてた
劇場版 名探偵コナン 業火の向日葵
を昨日やっと見てきたよ!

予告PVを見た時のワクテカがやばくて期待値MAX。
公開までまじっく快斗のアニメを見てみたり…。
コナンのコミック初めて読んでみたり…。


見終わった直後の感想。
次回作の予告に全部持っていかれた。


冗談はさておき。笑
次回作の予告があるまでの感想は、「おもしろかった」。
でも言いたいことはいっぱいあるのよ!

以下ネタバレ含みますのでご注意下さい。



良かったところ
・アクションシーンが素晴らしい。スピード感、臨場感、迫力がすごい。
・ゴッホの名画ひまわりにまつわるミステリーという題材がすてき。
・主題歌は満点。メロディかっこいいし、歌詞もいい。
・怪盗キッドがめちゃくちゃ活躍した。


悪かったところ
・犯人の動機。意味不明。
・ゲスト声優。棒読みも甚だしい。
・コナンが活躍しない。主人公誰だっけ?
・推理がほとんどなかった。探偵ものなのに。
・蘭と怪盗キッド扮する新一の一連のやりとり。
(蘭がキッドに抱きついたこと。キッドが「蘭!」と叫んだこと。)


怪盗キッドはおいしいとこ全部もっていっちゃう
というのは今までの実績が物語っているので、
今回は怪盗キッドの活躍を巨大スクリーンで見ることを目的に行きました。

なのでその点では高評価。

アクションシーンは面白かったし、
キッドの目的は最後まで分からないし、
とにかく格好いいし。

でも、私が好きな怪盗キッドは
神出鬼没でマジックを駆使するミステリアスな泥棒であって、
パラグライダーで飛び周るアクロバットなスポ根泥棒じゃない。

キッドとコナンは追い詰めつつも認め合うような関係であって、
仲良しこよししてるところは見たくない。

「キッドはこんなことしない」みたいな発言は
銭形警部ポジションの中森警部とライバルであるコナン君のセリフだよ。
作中・現実ともに信者のいるキッドだから、誰でも言いそうではあるけど。
その意味でチャーリー刑事は良かった。
あんな頭ごなしに敵視されると、キッドは泥棒だということを再認識できます。

あと、怪盗キッド扮する新一の言動がおかしい。
怪盗キッドは始終、新一の変装してました。
冒頭の、怪盗キッドが逃げたかに見せかけて新一の姿で登場するところは好きなシーン。
みんなをまんまと騙してます。(観客は騙されないと思いますが)
この後、飛行機に乗り込まないといけないので、新一に変装したことは分かります。
でも美術館には素で行ってよかったんじゃ?
青子ちゃんでも誘って!
あ、爆発すること知ってるからそれはないか。

とにかく、怪盗キッドの映画としては面白かったけど、
名探偵コナンの設定はちゃんと踏襲してほしいなーってところです。

次回作は20周年だしまじ期待!